大分でAI研修を選ぶときの5つのポイント|公的機関と民間の使い分け
2026-07-15 執筆: 今長 学(Exist Japan株式会社 代表取締役)
大分でAI研修を探し始めると、まず迷うのが「どこに頼めばいいのか」だと思います。
行政系の講座がいいのか、民間の研修会社に頼むべきなのか。実はこの二つ、目的が違うだけで、どちらも大分の企業にとって使える選択肢なんです。この記事では、大分でAI研修・AIセミナーを検討している経営者・人事担当の方に向けて、公的機関と民間研修の違い、そして失敗しない研修選びの5つのポイントを整理してお伝えします。
大分県の公的機関にもAIを学べる場がある
大分県内には「おおいたAIテクノロジーセンター」(https://aitec.oita.jp/)という、公益財団法人ハイパーネットワーク社会研究所が運営するAI学習の拠点があります。
企業・団体・個人が「いつでも、どこでも、好きなようにAIを活用できる環境」を目指して、生成AIの実務活用ワークショップや、業務改善AIに関する内製ワークショップといったハンズオン形式の講座を開催しているほか、GPU利用環境の無償提供、Oita AI Cafeという交流の場の定期開催も行っています。
こうした公的機関の学びの場は、大分の企業や個人がAIに触れる最初の一歩として、とても価値のある存在だと僕は思っています。まず公的な場でAIの基礎に触れてみる。そこから「自社の業務にどう落とし込むか」という段階で民間の研修を検討する。この順番で考えると、迷いにくくなるはずです。
特にGPU利用環境の無償提供や、Oita AI Cafeのような気軽に参加できる交流の場は、「まだAIを触ったことがない」という方にとって、心理的なハードルを下げてくれる貴重な入り口だと感じます。大分でAIに興味を持ち始めたばかりの方は、まずこうした公的な場をのぞいてみるのもひとつの手だと思います。
公的機関と民間研修、何が違うのか
僕の理解では、両者の違いは「広さ」と「深さ」だと考えています。
■ 公的機関の強み ・幅広い層に開かれている(学生から企業まで) ・生成AIの基礎から実務活用まで、体系立てて学べる ・GPU環境の無償提供など、コストのハードルが低い場も用意されている
■ 民間研修の強み ・自社の業務データや実際の課題に沿ってカスタマイズできる ・「うちの会社だとどう使うか」という具体的な問いに答えられる ・研修後も継続的にフォローしてもらえることが多い
どちらが優れているという話ではなく、「まず知る」なら公的機関、「自社に根づかせる」なら民間研修、という使い分けが実務的だと思います。実際、僕自身も公的機関の取り組みは大分のAI普及にとって欠かせない存在だと感じています。
僕たちのところにも、「県のワークショップに参加してAIの面白さは分かったけれど、自社の業務にどう使えばいいか分からない」というご相談をいただくことがあります。これはとても自然な流れで、公的機関の学びと民間研修は、対立するものではなく、順番に通っていくものだと捉えていただくとイメージしやすいと思います。
AI研修を選ぶ5つのポイント
いざ民間のAI研修を検討する段階になったら、次の5つを確認してみてください。
① ハンズオンの有無 座学で「AIとは何か」を聞くだけの研修と、実際に自分の手でプロンプトを打って結果を見る研修とでは、身につき方がまったく違います。研修時間の中でどれだけ「自分の手で触る時間」があるか、事前に確認してください。
② 自社業務へのカスタマイズ 一般論だけの研修は、受けた翌日には忘れられてしまいます。事前ヒアリングをもとに、自社の業務内容に合わせた事例で進めてくれるかどうかは、研修効果を大きく左右します。
③ 講師の実績が確認できるか 講師がどれだけの登壇経験を持ち、どんな業種・規模の企業を相手にしてきたか。実績が明確に示されているかを見てください。
④ 研修後のフォロー 一回きりの研修で終わらず、プロンプト集の配布や、後日の質問対応といったフォローがあるかどうか。ここがあるかないかで、研修の「その後」がまったく変わります。
⑤ セキュリティ・情報管理を扱うか 生成AIを業務で使う以上、機密情報の扱い方や情報漏えいリスクの説明は欠かせません。ここに触れない研修は、実務での安心感に欠けると僕は考えています。
この5つは、どれか1つでも欠けていると「受けたけど何も変わらなかった」という結果になりやすいポイントです。研修会社に問い合わせる際は、遠慮せずにこの5つを一つずつ聞いてみることをおすすめします。
費用相場の考え方
AI研修の費用は、内容や規模によって幅があります。ひとつの目安として、僕たちExist Japanでは「3時間・10名まで11万円(税込)〜」という形で研修を提供しており、大分県内であれば出張費は無料にしています。
大切なのは金額そのものより、その金額の中に「ハンズオン」「カスタマイズ」「フォロー」がどこまで含まれているかです。見積もりを比較するときは、時間単価だけでなく、この中身も確認してみてください。
僕たちが大分でAI研修を続けている理由
Exist Japanでは、これまでChatGPT研修を累計500名以上の方に受けていただき、登壇の機会も200回以上いただいてきました。
直近では2026年7月7日に津久見商工会議所様でAI活用セミナーを開催させていただき、24名の方にご参加いただきました。アンケートでは満足度の平均が4.1点(5点満点)という結果をいただき、本当にありがたい限りです。
僕がAI研修で一番大事にしているのは、「AIを使いこなすこと」自体を目的にしないことです。AIはあくまで最強の秘書であり、お客様や社員の方を幸せにするための道具。研修の最後にいつも伝えているのは、「AIに使われるのではなく、目の前の人を大切にするためにAIを使ってほしい」ということです。
まとめ
大分でAI研修を検討するなら、まず公的機関の学びの場でAIの基礎に触れ、自社に根づかせる段階で民間研修を活用する。この順番と、5つのポイント(ハンズオン・カスタマイズ・講師実績・フォロー・セキュリティ)を押さえておけば、研修選びで大きく迷うことは少なくなるはずです。
大分でのAI研修のご相談は、お気軽にExist Japanへどうぞ。